3月13日に実施された県内公立高校入試の採点ミス問題で、 丹波地域の公立校5校でも、 ミスがあったことがわかった。 県教育委員会によると、 柏原、 篠山鳳鳴、 篠山産業本校、 同丹南校、 同東雲校の5校で、 受験者22人に対し23件のミスがあった。 各校は21日、 生徒に経緯を説明した。
柏原では、 受験者203人中4人4件でミスがあり、 篠山鳳鳴は191人中11人11件、 篠山産業本校は145人中4人4件、 同丹南分校は37人1人1件、 同東雲分校では26人中2人3件だった。 いずれの高校でも合否判定に影響はなかったという。
県教委によると、 配点の間違いなどの集計ミスや不正解の解答を正解としたり、 正解のものを不正解にしていた。
各校では、 13日の試験後、 その日に教職員で採点作業に着手。 特に合否のボーダーライン上にいる受験者は何度も採点作業をし直したという。