国から篠山市への2008年度特別交付税額が約10億1300万円と確定した。 前年度比で9・7%、 約9000万円の増額。 全国や県平均を大幅に上回る数字で、 市行政経営課は 「地域医療への支出や行革への意欲などが考慮されたのだと思う。 いったん貯金し、 借金の繰り上げ償還にあてたい」 としている。
国からの交付税には、 94%を占める 「普通交付税」 と、 6%の 「特別交付税」 があり、 規定に基づいて算定される普通交付税に対し、 特別交付税は国の裁量で割り振られる特別資金。 一般的に、 自然災害による被害があった自治体などに多く配られるが、 積算の内訳は公表されていない。