関西学院大学総合政策学部 (三田市) と柏原地域のまちづくり会社 「まちづくり柏原」 (荻野吉彦社長) が連携し、 同学部の学生たちが柏原地域でフィールドワーク型授業を始める。 大学は、 商業や行政機能などが集まり、 歴史的遺産が多く残る地域での活動を実践的な学習に役立てる。 一方、 同社は、 まちづくりに対する意見を生かし、 まちなかを学生が歩くことで、 にぎわいの創出につなげたい考えだ。
都市政策学が専門の角野幸博教授が受け持つゼミの2―4回生ら約10人が、 柏原地域で活動を行う。 同社が借りている空き家を講座や会合を行う活動拠点として整備し、 18日午後1時からは、 第1回目となる講座が開かれる。