先月28日、 県警に新型インフルエンザ対策本部が設置され、 県内の全警察署に感染症対策防護服が配布された。 これを受けて篠山署では朝礼時に、 防護服の着脱訓練を行っている。
12日の訓練では、 署員の代表1人が前に立ち、 同署警備課の署員から 「感染経路を断つために、 口や目の粘膜などをしっかりと覆う」 「防護服の表面にはウイルスが付いているので、 すべて裏返しながらゆっくりと脱ぐ」 などと説明を受けながら防護服の着脱を体験した。
白色でフードの付いたつなぎ型の防護服を着用。 手袋は2重にし、 足にはシューズカバーを装着。 顔には大きなマスクとゴーグルという重装備。
同署は、 「万が一に備えて、 全署員を対象に行っている。 迅速に対応できるよう訓練していきたい」 と話している。
写真=新型インフルエンザに対処するべく、 感染症対策防護服の着脱訓練を行う篠山署の署員ら=同署で