新型インフルエンザの相談 沈静化

2009.05.28
ニュース

 県内での新型インフルエンザ感染が確認されてから約2週間。 市民の反応は落ち着きを取り戻しており、 丹波健康福祉事務所に寄せられる相談はまだ多いが、 篠山市、 丹波市の窓口に寄せられる相談件数は少なくなった。
 丹波健康福祉事務所の発熱相談窓口には、 ピークとなった20日には約200件の相談があった。 21日は約100件で、 22―25日は70―80件で推移している。
 篠山市では、 18日がピークで46件の相談があったが、 25日には10件まで減った。 健康課によると 「最初のころは電話をかけてきた人がパニック気味だったが、 落ち着いてきている」 という。 「新型インフルエンザが疑われる症状で、 すぐに医療機関を受診してはダメ」 という情報は行き届いているようだと言い、 理解した上で受診方法を確認する人が多かった。 また 「海外出張があるが、 薬の予防内服はできるか」 という問い合わせも数件あったという。
 丹波市にはピークの20日で16件あり、 以降は徐々に減少し24日は0件、 25日は2件だった。 相談内容は、 ▽熱や鼻水が出ているが、 どうすればよいか▽マスクが手に入らない。 市が配布しないのか―など、 発熱やマスクに関する質問が大半だったという。

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