丹波の地域資源を活用したツーリズムサービスなどを提供する田舎元気本舗 (春日町野上野、 平野智照社長) が、 遊休農地を活用した市民農園型の新しいビジネス 「丹波カルデン (刈る田)」 を展開している。 農地を貸す農家の経済的メリットや手間を考慮し、 田んぼをあまり小分けせず、 利用料 (10アールを単位) は借りる人が世話をするほど安く、 農家に任せるほど高くなる課金システムを提案。 一般市民やグループだけでなく、 企業の社員研修や福利厚生市場をターゲットに売り込む。 利用料のうちの1部を企画コーディネート費として同社の取り分とする仕組み。