丹波市は、 同市山南地域のごみ処理を行っている篠山市に対し、 ▽従来通り篠山市清掃センターに搬入する▽丹波市の新施設で処理する▽丹波地域広域化計画を見直す―の3案を提示していることを明らかにした。 10日の市議会 「一般廃棄物処理施設建設に係る調査特別委員会」 に報告した。 一方、 篠山市は、 12日の議員全員協議会で 「従来通り」 以外は受け入れられないとの方針を示し、 週明けにも酒井隆明市長が丹波市側に伝えることを確認した。 「市内のごみは市内で処理するのが自治体の責任」 とする丹波市と、 過去に交わした確認書に基づき、 篠山市での処理継続を求める篠山市の主張は依然、 平行線をたどっていることが浮き彫りになった。