「金塊による丹波竜のちーたん像」撤回

2009.07.06
ニュース

 丹波市は、 3日開会の市議会臨時会に、 国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業の約14億8172万円 (28事業) を含む一般会計約17億5900万円、 水道事業会計約1億5000万円の補正予算案を提案した。 議員発議により、 同交付金事業として提案した 「金塊による丹波竜のちーたん像製作」 (1億3670万円) の削除を求める修正動議が出されたが、 動議の採決を前に、 市側が金塊像案を修正したため、 議員が動議を撤回。 像制作ではなく、 「丹波竜を生かした地域活性化事業」 に内容変更し、 全会一致で可決された。
 金塊のちーたん像をめぐっては2日、 審議を付託された総務常任委員会 (高橋信二委員長、 8人) で、 「不況で困窮する人が増える中、 市民の理解が得られるとは思えない」 「緊急経済対策になっていない」 など批判的な意見が相次ぎ、 賛成3反対4で否決されていた。

関連記事