中兵庫信用金庫の中小企業景気動向調査 (6月) で、 業況判断指数がマイナス56・8ポイントと依然低い水準であるものの、 3月の前回調査より1・9ポイント改善した。 改善は、 2年ぶり。 非製造業で2・7ポイント改善したものの、 製造業は0・6ポイント悪化。 製造業は2007年12月期から、 6期連続悪化した。
前年同期比では、 製造業が40・5の低下、 非製造業で9・5低下しており、 製造業の低迷が顕著。
改善した非製造業のうち、 業況指数が大きく改善したのは不動産業で、 20改善し、 マイナス39・4。 前年同期比で18・2悪化している。
次期の景況予想は、 製造業で9・5改善し、 マイナス56・2。 非製造業で1改善し、 マイナス52・9。 全業種でマイナス53・7と3・1の改善を予想している。