篠山署上半期の事故・刑法犯 ともに減少

2009.07.21
ニュース

 篠山署は、 上半期 (1月―6月末) に市内で起きた交通事故の概要と刑法犯認知件数をまとめた。 交通事故は808件で前年同期比66件減。 うち死亡事故は1件で同1件増。 刑法犯認知件数は211件で同53件減となり、 交通事故、 刑法犯ともに大きく減少した。
 交通事故の内訳は、 人身事故113件 (前年同期比15件減)、 物損事故695件 (同51件減)、 負傷者144件 (同37件減) といずれも前年を下回った。 しかし同署では、 市街地での追突、 出合い頭の事故は増えているといい、 「事故は1、 2秒のよそ見で起こる。 集中した運転を心掛けてほしい」 と注意を呼び掛けている。
 刑法犯認知件数で最も多かったのは窃盗の146件 (同56件減)。 そのうち、 車内の貴重品やかばんを盗む車上ねらいは36件で同2件の微減。 盗まなかったが、 車上ねらいを目的に車のガラスや鍵を壊すなどの器物損壊が46件 (同4件増)、 カーナビやハンドル、 タイヤなどを盗む部品ねらいが12件 (同1件増)。
 同署は 「犯人の検挙件数が80件あり、 前年同期より37件増えたことや、 パトロールの強化で、 刑法犯自体は減少したが、 依然、 車を狙った犯罪が目立っている」 と警戒を強めている。

関連記事