衆院選 3候補が選挙戦準備

2009.07.16
ニュース

 郵政選挙以来4年ぶりとなる衆議院議員選挙が8月30日投開票される見通しとなった。 兵庫5区は、 自民、 民主の両党公認候補と、 新人の幸福実現党公認候補の3人がこれまでに立候補を表明。 日本共産党は5区には候補者を立てず、 比例区1本で戦う。 3氏の陣営も、 選挙日程がほぼ固まったことで、 活動を活発化させている。
 立候補を表明しているのは、 現職で自民党公認の谷公一氏 (57) =香美町=と、 元職で民主党公認の梶原康弘氏 (52) =篠山市=と、 新人で幸福実現党公認の丸岡ますみ氏 (51) =加東市=の3人。
 谷氏の陣営は、 「解散の噂がたびたび流れたが、 景況の悪化や補正予算などで、 この時期になってしまった」 とし、 「何としても小選挙区で勝ち抜く。 早急に選挙対策本部を立ち上げる」 としている。  
 梶原氏は、 「本来、 国民の信を問うために、 もっと早く解散を決断すべきだった」 と批判し、 総選挙に向け、 「政権交代を強く訴えていきたい」 と話した。 17日には、 篠山市の総決起集会を開く予定。
 初挑戦となる丸岡氏の陣営も、 三田市内に事務所を構え、 朝の辻立ちやポスター掲示、 チラシ配布などの街宣活動を通して、 知名度アップにつとめている。

関連記事