兵庫5区の3候補者が合同個人演説会

2009.08.27
ニュース

  「兵庫5区合同個人演説会」 が25日、 三田市総合文化センターで行われた。 3人の候補者が揃った初めての演説会。 「景気・雇用対策などの経済対策」 「年金や医療などの社会保障政策」 について候補者が説明したり、 互いに質問するなどした。 三田青年会議所が企画。 約300人が訪れた。
 演説会での政策説明をまとめた。
 【景気・雇用対策などの経済対策】
 谷公一氏 消費や地域経済の面で効果を見極め、 必要ならば、 追加の雇用・中小企業の対策を打っていくのが必要。 将来の成長分野には追加の対策をいとわず、 一時的な赤字国債もやむを得ない。
 丸岡眞澄氏 ▽消費税を撤廃するなどの減税で消費拡大▽金融の緩和によって企業を支援し、 雇用を確保―などによって、 景気を回復することで税収が自然に増える道を考えるのが大切。
 梶原康弘氏 外需依存の経済から内需主導の経済へ。 家庭で使えるお金や地方を回るお金を増やし、 消費を拡大して景気を回復する。 人材派遣の規制強化や就職支援をしっかりやっていく。
 【年金や医療などの社会保障政策】
 谷公一氏 国民皆年金、 皆保険は守るべき。 少子高齢化が進む中で、 医療・介護の伸びが大変。 年金だけに偏らない制度を組み立てる必要がある。 中福祉中負担のレベルを求めていくべき。
 丸岡眞澄氏 年金制度を抜本的に解決するには、 経済成長を続け財源を確保する。 個人の負担を減らすために、 子育て支援などで人口を増やす。 将来的に外国人の労働者を移民として受け入れる。
 梶原康弘氏 消えた年金や、 年金記録の改ざんの問題を早くやるべき。 今の社会保険方式では、 維持できない。 地方に医師を配置する。 後期高齢者医療制度を廃止し、 国費でまかなっていく。

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