「認定こども園」 味間校区でスタート

2009.09.08
ニュース

 篠山市は、 来年4月から市内では初めて、 幼稚園と保育園を一体的に運営する 「認定こども園」 (幼保連携型) を味間校区でスタートさせる。 全ての4、 5歳児が幼児教育を受けられるようにし、 小学校への移行をよりスムーズにするのがねらい。 味間保育園の敷地内に預かり保育ルームを建設し、 子育て相談なども実施する。
 現在の味間幼稚園が認定こども園の幼稚園部 (本園) となり、 保育園は0―3歳児の保育園部と、 4、 5歳児の幼稚園部 (分園) ができる。 「認定こども園」 の一体的な新園舎を建てるのが望ましいが、 篠山市の財政状況では厳しいため、 現在の保育園内に幼稚園部の 「分園」 を置く方式を採用した。 幼稚園と保育園は約700メートル離れている。
 認定こども園になれば、 分園にも幼稚園教諭が配属される。 これまではあまり交流がなかった保育士と幼稚園教諭、 小学校長 (幼稚園長) らの連携を図り、 園児同士の交流もこれまで以上に行う。

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