氷上町西小校区と市島町前山小校区が、 10月中にコミュニティーバスの運行を始めるべく、 準備を進めている。 市がバスを無償貸与、 実証実験を行う。 モデルは、 NPO法人 「鴨庄」 (百木英孝理事長) が運行するバス。 今年度いっぱい運行し、 利用実態や要望などを見定め、 地域で車両を購入し、 自主運行へ移行するかどうかを判断する。 実証実験のため、 利用料は無料。
9人乗りの普通車を市が貸与する。 地元で運転手を養成し、 利用希望者を募る。
西小校区は、 葛野報徳自治振興会が、 前山小校区は、 同校区の活性化委員会がそれぞれ主体となる。 共に定時運行とし、 週3日、 1日2往復、 午前中に運行を終える予定。 葛野は、 目的地を氷上町成松周辺としている。 三方↓清住↓上新庄などを回るコースと、 三原↓大谷↓長野↓柿柴などを回る2コースを予定。 前山でも、 行き先やルートの詰め、 運転手とガイドの募集などを進めている。
停留所を集落から2、 3カ所ずつ募り、 目印を設置する。 葛野は、 利用年齢制限を設けず、 1人で乗降ができる人は誰でも利用ができる。 前山は、 自治会を通じ、 65歳以上で、 車がない人を中心に利用を呼びかけている。