西小・前山小校区でコミバスの試験運行

2009.09.15
ニュース

 氷上町西小校区と市島町前山小校区が、 10月中にコミュニティーバスの運行を始めるべく、 準備を進めている。 市がバスを無償貸与、 実証実験を行う。 モデルは、 NPO法人 「鴨庄」 (百木英孝理事長) が運行するバス。 今年度いっぱい運行し、 利用実態や要望などを見定め、 地域で車両を購入し、 自主運行へ移行するかどうかを判断する。 実証実験のため、 利用料は無料。
 9人乗りの普通車を市が貸与する。 地元で運転手を養成し、 利用希望者を募る。
 西小校区は、 葛野報徳自治振興会が、 前山小校区は、 同校区の活性化委員会がそれぞれ主体となる。 共に定時運行とし、 週3日、 1日2往復、 午前中に運行を終える予定。 葛野は、 目的地を氷上町成松周辺としている。 三方↓清住↓上新庄などを回るコースと、 三原↓大谷↓長野↓柿柴などを回る2コースを予定。 前山でも、 行き先やルートの詰め、 運転手とガイドの募集などを進めている。
 停留所を集落から2、 3カ所ずつ募り、 目印を設置する。 葛野は、 利用年齢制限を設けず、 1人で乗降ができる人は誰でも利用ができる。 前山は、 自治会を通じ、 65歳以上で、 車がない人を中心に利用を呼びかけている。

関連記事