丹波大納言小豆の収量 昨年の半分程度か

2009.10.26
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 丹波市特産の丹波大納言小豆―。 栽培暦では収穫期を迎えつつあり、 JA丹波ひかみも今年度の集荷を11月5日から春日地域で始めるが、 梅雨の長雨、 その後の大雨によるは種遅れ、 は種後の日照り、 冷夏などの影響で、 全体的に不作で推移している。 営農組合など、 大規模生産者は、 過去最高の出来だった昨年度の半分程度と収量を見込んでおり、 同JAは、 200―250トンの集荷を見込んでいる。 価格は昨年より上がると見られる。
 同JAによると、 出荷契約を結んでいる市内作付け面積は、 昨年度より微増の約270ヘクタール。 は種時期が、 出来の明暗を分けている。 本場の春日、 青垣は例年7月中旬からは種が始まり、 7月中には終えてしまう。 これに対し、 山南は7月の最終週中心と、 市内でも時期にばらつきがある。 元々は種が遅かった地域が、 8月1日、 7、 8日の大雨にたたられ、 まけなかったり、 まいた種が腐ってまき直しを強いられ、 遅い所では8月20日以降にまでずれ込んだ。

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