氷上町で「そば」の花 7人で生産組合

2009.10.05
ニュース

 氷上町沼の有志7人が、 「そば生産組合 (仮称)」 を作り、 そば栽培を手がけている。 面積3・5ヘクタールは、 丹波地域で最も広い。 集団転作に取り組んでおり、 農地が集積できるため、 「一面そば畑」 といった信州のような光景が広がる。 写真愛好家らが、 満開となった純白の花がほ場を覆い尽くすようすを、 カメラに収めようと訪れている。
 転作田を利用し、 国産の在来種を種に、 10年ほど前に20―30アールで始め、 4年前にグループを立ち上げ、 栽培面積を拡大した。 酪農用飼料作物との二毛作で、 牧草を刈り取った後の8月中旬には種し、 10月20日ごろからそば・豆用のコンバインで1週間ほどかけて刈り取る。 肥料は、 牛ふんのたい肥で、 無農薬、 無化学肥料栽培。
 収穫したそばは、 ほぼ全量を篠山市内のそば店に納めている。

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