篠山市遠方の 「市遠方キャンプ場」 が、 滞在型の市民農園に移行することになった。 篠山市は同キャンプ場のバンガローを市民農園の滞在施設に改修し、 地元へ移譲する。 変更に伴い、 開会中の定例議会で▽キャンプ場条例の廃止条例▽クリエイトささやまとの指定管理期間を短縮する条例▽改修工事の補正予算約1996万円―が提案されている。 10月7日に採決の予定。 市民農園は住民らが来年度に開設する予定。
遠方自治会の役員らは2日、 市職員を交えて懇談会を開く。
同キャンプ場は、 1984年に、 レクリエーション振興施設として開設された。 近年は、 施設の老朽化や、 余暇活動の志向が変わってきたことなどから、 利用者が激減。 ニーズに対応した施設に造り替えて村の活性化をめざすとともに、 遊休農地の活動につなげようと、 地元と市が相談して市民農園へ移行することにした。