篠山市東岡屋に、 大型ディスカウント店などが進出する大規模開発計画が進んでいる。 市は、 「城下町への玄関口にあたる大切な土地。 篠山にふさわしいものになるよう、 景観への配慮を求めていきたい」 と、 県の 「緑条例」 に基づく地区整備計画を早急に策定する考えを示した。 土地利用や建築などについて地区合意のルールを定めるもので、 同地区を含む4地区で順次策定する。
大規模開発計画が上がっている場所は、 東岡屋の篠山川沿いの農地。 地元住民や市によると、 第1―3期で約1万坪 (3万3000平方メートル) の開発計画が伝えられている。 第1期地 (約1万5000平方メートル) は、 24時間営業のディスカウント店などを経営する 「大黒天物産」 (岡山県倉敷市) が出店を予定しており、 地権者と土地売買の仮契約が終わっている。