丹波市と篠山市 「恐竜王国」へ連携

2009.12.10
ニュース

 丹波、 篠山両市にまたがる地層 「篠山層群」 から発見された恐竜やほ乳類化石などをまちづくりに生かすため、 来年2月、 両市の一般市民で構成する連携協議会が発足する。 同じ化石産地としてアイデアや情報の共有、 観光振興への戦略などを練り、 恐竜王国の形成を目指す。 音頭を取る丹波県民局は、 「丹波市はもとより、 篠山市でも発見が相次ぎ、 両者が連携するには絶好の機会。 恐竜を通し、 特産物や観光地なども全国に情報発信する組織になれば」 と話している。
 市民やNPO法人、 民間企業などで構成する予定で、 1月中旬までに県民局が人選した中核メンバーで準備会を設立。 1月下旬には一般市民向けのフォーラムを開催し、 化石をまちづくりに生かすことや、 両市の連携の必要性などを訴え、 協議会への参加を募る。

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