城南地区まちづくり協議会は来年度から、 篠山市内で初めてとなる 「民設民営」 の放課後児童クラブ (学童保育) 事業に取り組む。 事業がより安定して継続できるよう、 運営母体となるNPO 「城南ライフサポート」 (代表=酒井良治同まちづくり協議会長) を同協議会内に立ち上げた。 酒井代表は 「共働き家庭を助けたい。 熱意をもってやる」 と話している。
15日、 コミュニティセンター城南会館でNPO設立総会を開いた。 PTA、 更生保護女性会、 愛育会、 民生児童委員、 一般の市民などでつくる設立準備委員会のメンバーや、 市関係者、 城南小校長ら計約30人が出席した。
児童クラブは、 城南コミセンで月―土曜日の午後2時―6時まで開所する。 放課後、 家庭で保育を受けることができない小学生が対象。 指導員やボランティアと宿題をしたり、 読み聞かせ、 工作、 紙芝居などをするほか、 軽食づくりなどもアイデアに挙がっている。 利用料は市内他所に合わせる。 年度を通して利用する場合は、 月―金曜日利用が月額6000円、 月―土曜日利用が月額8400円。 長期休業中のみの利用も受ける。