センバツ大会に出場 丹波ゆかりの2人

2010.03.11
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 神戸国際大学付属高校野球部 (神戸市垂水区、 52人) 1年生の尾松延泰君 (市島町南出身) が、 第82回センバツ高校野球大会 (21日から、 阪神甲子園球場) に出場する。 尾松君は1年生ながら、 レギュラーとして夏の甲子園県予選に出場。 センバツ大会でも病気を乗り越え、 左翼レギュラーが有力視されている。 「自分よりチームの勝利のために頑張りたい」 と意欲を燃やしている。 また、 篠山市の中学硬式野球チーム出身で大阪桐蔭高校 (大東市) 2年の大家淳徳投手 (南丹市出身) も出場する。
 尾松君は右投げ左打ちで、 身長176センチ、 体重65キロ。 50メートル6秒3と、 俊足。 鴨庄小学校時代に鴨庄少年野球クラブに入部、 投手や捕手をつとめた。 中学では丹波市に本拠地を置く硬式野球クラブ 「氷上ボーイズ」 に所属、 3番遊撃手として活躍した。
 甲子園出場をめざし、 同校に進学。 非凡な打撃センスが買われ、 3年生、 2年生を押しのけ、 1年生でレギュラーに抜擢。 夏の甲子園県予選では3試合で計7安打を放ち、 起用にこたえた。
 大家君は、 180センチの長身から繰り出す140キロ台のストレートと、 落差のあるカーブが持ち味の左腕。 大会では、 主将の福本翼投手 (2年) と2枚看板を担う。
 エースで出場した昨年5月の府春季大会でひじを疲労骨折。 リハビリに励み、 ようやく出場した9月の府秋季大会5回戦の1イニング目に再び、 ひじを故障した。 10、 11月の近畿秋季大会 (準優勝) では、 記録員として仲間を支えた。 再起をめざし、 リハビリと走り込みを続け、 今年1月には全力で投球できるまでに回復。 昨春の実績を買われ、 メンバー入りした。

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