丹波市 下水道料を誤請求

2010.06.03
ニュース

 丹波市は5月30日、 水道水と井戸水を併用している氷上、 柏原地域の家庭や事業所に請求した下水道の水量、 使用料に誤りがあったと発表した。 市によると、 6月請求分から下水使用料を段階的に改定する予定だったが、 メーターを検針する端末のプログラムが更新されていなかったのが原因という。 ただ、 口座振替日は6月25日だったため、 被害は出ていない。
 誤りがあったのは1663件で、 旧基準のまま請求しており、 合計で約110万円多く請求していたことになるという。
 5月上旬に市民からの問い合わせをきっかけに誤表示が発覚。 上下水道使用料の請求予定額を記した 「水道使用量等のお知らせ」 はすでに配布されており、 近く6月分の水量と料金を訂正したお詫びの文書を配布する。
 市は、 「特に制度改正時には、 試験も含めて十分なチェックをするべきだった。 混乱がないよう適正な事務手続きに努める」 と話している。

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