マイカーやめて通勤 CO2削減に丹波市で運動

2010.07.13
ニュース

 二酸化炭素 (CO2) の排出を少しでも減らそうと、 丹波市クールアースデー実行委員会が7―9の3日間、 「ノーマイカー通勤3days」 を実施した。 マイカー通勤を控え、 徒歩や自転車、 自動車の相乗りなどを呼びかける運動で、 市内22事業所・団体、 延べ1150人が参加した。
 参加事業所の1つ、 丹波車検センター協同組合 (氷上町新郷、 古本克巳組合長) では、 従業員17人のうち、 8人が自転車や相乗り通勤を行った。 同組合は、 2007年に丹波市地球温暖化防止推進店の第1号となるなど、 業界での取り組みも合わせて環境に配慮した事業を進めている。
 同組合の正呂地悦子さんは、 同町横田の自宅まで約2キロの道のりを自転車で通勤した。 「朝は涼しくて、 気持ち良かった。 これからも天気のよい日は自転車で通勤しようかな」 と笑顔だった。
 市がまとめた新エネルギービジョンによると、 同市の運輸部門のエネルギー消費は全体の48%を占め、 全国平均の2倍以上という。

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