丹波市 小学校の適正規模は 「246人」

2010.07.06
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 丹波市立学校適正配置等検討委員会 (委員長=加治佐哲也兵庫教育大学学長) の第5回委員会が6月30日開かれ、 小中学校の適正規模について意見がまとまった。 市内小学校の適正規模は 「246人」、 中学校の適正規模は 「243人」 が望ましいとの内容で答申に盛り込まれる見通し。
 前回の委員会では、 保護者や教職員、 地域住民へのアンケート結果をもとに、 適正規模の検討を始めた。 今回、 現実の児童、 生徒数にあてはめてシミュレーションを行い、 小学校は 「1学年複数学級 (1学年41人)」、 中学校は 「1学年3学級 (1学年81人)」 をめざすことで意見がまとまり、 答申に盛り込む適正規模が決まった。
 また、 小学校の適正規模をめざす統合の範囲は、 旧町内にとどめるのがよいとの意見でまとまった。 地域の子どもは地域で育てるという考え方や、 旧町のコミュニティに配慮したという。 一方、 中学校については、 旧町域にこだわらずに検討していくことになった。

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