川代トンネルに着工 丹波県民局公共事業

2010.07.08
ニュース

 丹波県民局は、 今年度の公共事業予定個所や事業費をとりまとめた。 山地災害復旧や森林保全などの治山事業や、 道路、 河川、 砂防などの事業を合わせた合計は53億791万1000円で、 前年度とほぼ横ばい。 主な事業では、 篠山市大山下の篠山山南線 (川代道路) で、 トンネルによるバイパス整備に着手する。 事業期間は2015年度までで、 今年度は道路の詳細設計を行う。
 同路線は、 篠山市と丹波市山南地域を結び、 国道175号と176号を丹波市南部で連絡する重要路線だが、 道幅が狭く、 曲がりくねっているうえ、 斜面崩壊が発生し、 通行止めになるなど、 交通に支障をきたしている。
 全体延長約1・7キロの区間に、 延長900メートル、 400メートル、 130メートルの3つのトンネルを掘削。 その間を16メートルと20メートルの2つの橋でつなぐ。 全体事業費に約40億円を見込んでいる。

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