篠山の葬祭会館建設 修正動議提出も否決

2010.07.02
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 JA丹波ささやまは6月26日、 四季の森生涯学習センターで通常総代会を開いた。 同JAが葬祭会館を建設する予定地の北沢田地区の総代が、 同会館建設計画を白紙にするなどとした修正動議を提案。 動議を議案にするかどうかの採決では、 賛成98人、 反対147人、 棄権39人となり、 修正動議は否決された。 また、 葬祭会館の建設費など2億5000万円を示した事業計画書の議案は可決された。
 修正動議では、 ▽毎日のように悲しみの場を見て暮らすのはいや▽住民の同意を得ずに建設を強引に推し進めている▽公示価格より1195万円高く土地を購入し、 建物解体費用も同JAの費用を使おうとしている―などとして、 昨年度の事業報告や今年度の事業計画を撤回する案を提出した。
 仲井厚史・代表理事組合長は、 「葬祭会館を望む組合員が多い」 などと建設の理解を求め、 「収益を上げるための建設では」 との質疑には、 「組合員が安くて利用できる施設にしたい」 と答えた。

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