県中学総体ソフトボール大会が7月30、 31の両日、 五色台運動公園 (洲本市) で行われ、 丹有代表の丹南が準優勝を果たした。 8月7、 8の両日、 和歌山県紀の川市で行われる近畿大会に出場が決まった。 成瀬優主将は 「決勝では1点しかとれなかったので、 近畿では打撃をがんばり、 全国制覇をめざしたい」 と意気込む。 丹有代表で出場した篠山は、 準決勝で優勝校の宝殿に惜敗。 近畿出場は逃した。
丹南は、 準決勝の魚住 (明石、 東播2位) 戦で打線が爆発。 7―0でコールド勝ちし、 近畿出場枠 「2」 を勝ち取った。
決勝は、 予選から準決勝までエースが全試合零封してきた丹南と宝殿 (高砂、 東播1位) の戦い。 両校の対戦は、 3月と6月の各県大会決勝では1勝1敗だった。
先制したのは丹南。 2回裏、 5番西名汐音さんのレフト線2塁打と6番芦田悠里さんの中前打などで1死2、 3塁に。 7番前川七海さんがライトに適時打を放った。
しかし、 3回表、 宝殿は1死2、 3塁からボテボテの内野ゴロで生還し同点。 その後、 ヒットにエラーがからみ、 丹南は一挙に3点を奪われた。 丹南は6、 7回を三者凡退に抑えられるなど相手ピッチャーを攻略しきれず、 1―7で敗れた。
エースの芦田悠里さんは 「調子は悪くなかったが、 大事なところで抑えられなかった。 近畿は集中して1球1球丁寧に投げていきたい」、 成瀬主将は 「全体的に県総体では、 自分たちのソフトができ、 いい試合だった。 あとは、 ピンチの時にふんばれるようがんばりたい」、 中野龍文監督は 「決勝では大きなエラーがあり、 投手のコントロールが乱れ、 野手もばたばたしてしまった。 近畿ではエラーをなくし、 楽しく冷静に積極的にいってほしい」 と話した。