兵庫県、 京都府の 「丹波」 が連携

2010.08.02
ニュース

 兵庫県、 京都府の 「丹波」 が連携し、 それぞれの地域の魅力を全国に発信する 「大丹波連携推進協議会」 の発足式が7月29日、 サンプラザ万助 (福知山市) で開かれた。 構成するのは、 両府県のほか、 兵庫県の丹波市、 篠山市、 京都府の福知山市、 綾部市、 亀岡市、 南丹市、 京丹波町の7市町。 今年度は、 大阪、 神戸での展示会やバザー、 観光マップの作成などの事業に取り組む。
 7市町が 「大丹波」 として連携し、 それぞれの地域の魅力や観光スポットを一括して全国へ発信し、 「丹波」 のネームバリューをあげるほか、 農林産品の共同開発や生産拡大などを通してブランド力の向上をはかる。 野生鳥獣害対策にも取り組む。
 同協議会には企画戦略、 観光戦略、 農林ブランド戦略、 野生鳥獣害対策―の4部会を設け、 府県の専門機関やJA、 観光協会、 商工会などが検討に加わる。 同協議会の事務局は、 京都府中丹広域振興局が担当する。
 発足式で、 丹波県民局の伊藤聡局長は 「それぞれの地域のよい所を、 出し惜しみせず発信し、 実のある取り組みになるよう努力したい」 と述べた。

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