氷上工業団地に複合商業施設 オリックスが計画

2010.09.01
ニュース

 丹波市は、 8月27日の市議会産業建設常任委員会 (太田喜一郎委員長) で、 氷上工業団地のヒョウゴファー跡地 (約4・5ヘクタール) で、 オリックス不動産が複合商業施設の開発準備を進めていることを明らかにした。 市の説明によると、 「大規模集客施設の立地に係る都市機能の調和に関する条例」 による手続きとして、 交通量調査等について下協議に入っているという。 計画が固まれば、 大規模小売店舗立地法や開発許可等の申請が提出されるが、 現段階では計画は煮詰まっておらず、 テナントの業種も未定という。
 丹波新聞社の取材に対し、 同不動産大阪支社は、 「3月に土地を取得し、 所有権移転登記を済ませたのは事実だが、 開発計画について現時点での公表は差し控えたい」 と答えた。
 同条例では、 事業者に、 駐車場や道路交通への影響、 道路以外の公共施設への影響に関する調査などを行うことを求めている。 事業者は、 県まちづくり局に書類を提出、 県は、 関係市町の意見を聞き、 業者に対策を促す。 このやりとりを経て、 建築確認申請などに進む。

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