収賄罪で元職員が起訴されたことを受け、 再発防止策などを審議している 「篠山市職員汚職・反省と根絶の委員会」 (委員長=酒井隆明市長、 8人) は、 内部公益通報制度を取り入れるなどとする報告書の中間まとめを行った。
市職員が、 法令を違反している市職員を内部通報する窓口を設ける。 法律知識を持つ 「外部委員」 と、 市幹部の 「内部委員」 が 「公正職務相談員」 として窓口を担当。 相談員が兼務する 「公正職務審査会」 が調査や審査を行い、 市に是正措置などを求める。
また、 市政に関する住民からの要望を原則、 記録することとし、 不当要求に対しては、 市職員は公正職務相談員に相談し、 公正職務審査会で調査、 審査される。 このほか法令遵守や私益追求の禁止など、 職員が遵守すべき倫理原則を定めた。 これらをマニュアル化したり、 12月定例会での条例化を目指す。