大臣表彰に輝く

2010.11.07
ニュース

【丹波市いずみ会】
  「食」 を通じた健康づくりや食育の推進活動に対する功績が認められ、 丹波市いずみ会 (吉積洋子会長、 約200人) が、 厚生労働大臣賞を受けた。 吉積会長 (71) は、 「大きな賞をいただき、 感無量。 先輩方の努力によって受けたもの。 関係者のみなさんのおかげ」 と喜んでいる。
 同会は1976年に発足。 減塩、 メタボリックシンドロームや生活習慣病予防、 朝ごはんの大切さを啓発するために、 男性や親子、 主婦、 小・中学生などを対象にした料理教室を開催するなど、 地域に根差した活動を続けている。

【大伸急行・北野社長】
 大伸急行 (丹波市氷上町氷上) 社長の北野晶三さん (同町成松) が、 長年にわたり貨物運送業務の発展に寄与したとして、 国土交通大臣表彰を受けた。 北野さんは、 「大きな事故もなく、 続けて来られたのは社員と荷主のおかげ」 と喜びを語った。
 1972年にトラック7台で同社を創業、 94年ごろまでは自身もドライバーとして一線でハンドルを握った。 創業当初は、 縫工所が多く、 繊維関係の品物が中心だった。 現在はプラスチック製品が多いという。

【タバタ美容室】
 タバタ美容室(篠山市河原町)を経営する田端育代さん (73) がこのほど、 生活衛生功労者として厚生労働大臣表彰を受賞した。 田端さんは、 「とても驚いたけれど、 これまでの苦労が報われた。 スタッフや組合の仲間、 お客のみなさんに感謝したい」 と笑顔で話している。
 田端さんは、 県内の美容師らでつくる 「県美容業生活衛生同業組合」 の常任理事など、 本部役員を14年間経験。 現在も理事を務めている。
 役員として若手の育成に取り組んできたほか、 事業内容を非組合員に伝えるなど組合員数減少に対する対策、 レクリエーションなどを通した組合員同士の交流など、 組合発展のために尽くしてきたことが評価され、 表彰を受けた。

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