丹波市教育委員会は27日、 氷上西高校と青垣、 氷上中学校について、 2012年度から、 連携型中高一貫校をめざす意向を明らかにした。 年度内に県教委が方針を出す予定で、 県教委の決定を受け、 正式に決まる。
市教委は、 「少子化や過疎化に伴う生徒の減少が進む地域にあって、 『丹波に根ざし、 明日の丹波を担う人材を育成する』 という理念のもと、 地域の支援を得て、 中学校と高校が計画的、 系統的な一貫性のある教育を推進する」 「高校の教育目標にそった生徒確保・受入及び中学生の高校進学に向けた目的意識の形成をはかる」 を、 趣旨とねらいとした。
市教委は、 氷上、 青垣の両中の生徒に、 氷上西高校の定員の一定数を割り当てる 「連携型入学者選抜」 を来年2月に実施し、 同3月に県教委と市教委とで協定書を締結するスケジュールを想定している。