丹波市は、 (仮称) 市クリーンセンターを建設する予定の同市春日町野上野地区を3つのブロックに分け、 2月10、 11、 13の3日間、 同センターの整備に関する説明会を開いた。 市は、 ごみを蒸し焼きにする炭化方式の処理場を整備・運営する業者を決める入札が不調に終わり、 処理方式を燃焼させる 「ストーカ式」 に変更する事態に陥ったことに対し、 「市の責任であり、 反省すべきは反省し、 信頼回復に努めたい」 と改めて謝罪。 市が考える 「ストーカ式」 の案や、 地元と結ぶ協定などについて説明した。 住民の声には、 環境被害への不安、 おさまらぬ市への不信感、 新施設への期待感などが入り混じり、 市は 「合意形成に向けた第1歩」 と、 信頼回復と事業への理解浸透に向けて努力することを約束した。
3会場で約90人が参加。 市からは辻重五郎市長、 永井隆夫副市長、 環境部幹部ら8人が出席した。