「お手紙いただき、 ありがとう」 ―。 柏原高校の卒業生でつくる柏陵同窓会 (芦田拓雄会長) が東日本大震災の被災地域に住む会員宛てに送った、 安否確認を兼ねた被災のお見舞いの手紙に返事の連絡が届いている。 手紙は秋田 (会員数1)、 岩手 (同4)、 青森 (同3)、 宮城 (同14)、 福島 (同3)、 茨城 (同41) ―の計66人に宛てて3月15日に発送し、 22日までに29人から電話やメールで連絡が来た。
芦田会長宅や同窓会事務局に手紙や電話、 メール、 ファックスで秋田1人、 岩手2人、 宮城8人、 茨城17人、 福島1人から連絡ががあった。
被害が大きかった宮城県岩沼市の男性 (32回生) からは 「勤務している学校、 その周辺は壊滅状態ですが、 私は無事です。 住んでいる家の被害はなく、 ライフラインも水以外は復旧しています。 ガソリンがかなり不足しているようです (もっとも、 私の車は流されましたが)」 とのメールが届いた。 また、 岩手県大船渡市の男性 (4回生) が無事であることが、 丹波の同級生を通じて知らされた。
連絡があった他の会員からも、 建物や人的被害は免れたものの、 ガソリンや水が不足している状況が伝えられた。 放射能を心配する声もあった。
安否情報は、 同窓会事務局 (月、 木曜のみ。 0795・72・1921) か、 芦田会長 (0795・82・1967) へ。