兵庫県議会議員選挙が4月1日に告示され、 篠山市選挙区 (定数1) では、 再選を目指す現職で自民推薦の小西隆紀氏 (45) =魚屋町=と、 無所属新人でインターネット関連業の川井啓司氏 (55) =東古佐=の2人が立候補した。 投開票の10日に向けて、 各地で支持を訴えている。
小西氏は午前9時から篠山春日神社 (黒岡) で出陣式を行い、 約200人の支持者を前にマイクを握り、 「自分はいつまでも未熟者であるという姿勢で、 いろんな場所でさまざまな地域の声を聞きながら、 力強いふるさとづくりを進めていきたい」 などと第一声をあげた後、 選挙カーで市内をめぐり、 支持を訴えた。 同日夜から毎晩2会場で、 個人演説会を開いている。
川井氏は午前10時すぎから市役所前で第一声。 「企業誘致による雇用を確保し、 篠山を再生したい」 と訴え、 その後、 西紀、 大山、 今田町方面にポスターを張りながら、 選挙カーを走らせ、 支持を訴えた。 同日夜、 東古佐公民館で個人演説会を開いた。 9日まで9カ所で個人演説会を開く。
期日前投票は4月9日まで。 篠山市役所本庁は午前8時半―午後8時、 5支所では午前8時半―午後5時。
3月31日現在の選挙人名簿登録者数は3万6548人。 新人3人が立候補した前回選挙 (2007年) の投票率は54・93%だった。