兵庫県会議員選挙が4月1日、 告示され、 丹波市選挙区 (定数1) では、 現職の石川憲幸氏 (55) =春日町中山=以外に立候補の届け出がなく、 無投票当選が決まった。 篠山市選挙区 (同) は、 現職で自民推薦の小西隆紀氏 (45) =魚屋町=と、 無所属新人でインターネット関連業の川井啓司氏 (55) =東古佐=の2人が立候補し、 選挙戦を展開している。 投開票は10日。 丹波市選挙区では、 早くから無投票の公算が強く、 選挙ムードも終始低調に終わった。
石川氏は自民党県議団政務調査会長などを務め、 4期目。 1日は、 春日町黒井の選挙事務所前で第一声をあげた後、 選挙カーで市内を回った。 東日本大震災の被災地に配慮し、 選挙カーの音声のボリュームは抑えたという。
無投票当選が決まり、 選挙事務所に戻った石川氏は支持者を前に、 「景気対策、 安全・安心のまちづくり、 教育の充実に取り組む。 さらに東日本大震災の被災地に対し、 被災経験のある兵庫県にしかできない支援体制ができるよう全力を尽くしたい」 とあいさつした。