議会改革を検討している、 篠山市会の 「議会のあり方研究会」 (森本富夫会長、 7人) は、 2012年4月の次期市議選に向けて、 現定数20を削減する方針をまとめた。 このほど行われた同研究会で 「大方の同意を得た」 (森本会長) とし、 同研究会での議員定数の検討は終了。 5月6日の議会運営委員会で報告し、 具体的な削減定数の検討に入る。 6月定例会に上程する。
篠山市会は、 市合併時の1999年4月、 旧4町の在任特例で定数58から始まり、 2000年4月に26、 04年4月に22、 08年4月に20と、 選挙ごとに定数を減らしてきた。 同研究会は発足時の08年5月から、 議員定数を検討。 市の財政状況や近隣都市で削減の動きがあることなどから、 同方針をまとめた。
ただ、 市民の付託に応えるため、 定数維持の意見も出ていた。