畑、 城北両小学校の統合について議論している 「畑小学校・城北小学校統合研究会」 (会長=小林典幸・畑地区自治会長会代表) が、 両校の統合時期を 「2013年4月1日を目途」、 統合位置は 「城北小学校」 とした報告書素案を議決した。 5月までに報告書を完成させ、 市教育委員会に提出。 6月には 「統合推進委員会」 (仮称) を設置し、 統合に向け、 本格的な議論に入る。
昨年10月に 「篠山市立小中学校適正配置等審議会」 が市教育委員会に対して、 両校の統合について 「8年以内に早期の実施が望ましい」 と答申。 これを受けて市教委が両地区の住民らで議論する場を持つことを呼びかけ、 今年3月15日に研究会が発足していた。
研究会は市教委が事務局を務め、 両地区の自治会長会、 両小学校、 保護者、 学校教育識見者ら14人で構成している。
素案では統合の是非について、 「畑小学校の複式学級を解消することが望ましい」 とし、 統合を推進。
時期を 「2013年4月1日を目途」 としたことについては、 「保護者・地域住民の合意を得た上で、 施設整備や通学方法の検討に1年以上の期間を設けることが重要となるため」 とした。 位置に関しては、 通学距離と遠距離通学児童の人数をかんがみて、 城北小学校とした。