丹波市は5月23日、 道の駅丹波おばあちゃんの里 (丹波市春日町七日市) の敷地内に、 レストランを備えた多目的交流施設を建設することを明らかにした。 すでに実施設計を発注済みで、 6月定例会に関連予算を含む一般会計補正予算案を提案する。 今秋にも着工し、 今年度内の完成をめざす。
トイレ棟裏側、 農畜産物処理加工施設横の約500平方メートルの敷地内に、 県産木材をふんだんに使った平屋の建物を建設。 100席規模のレストラン、 みやげ物などの売店、 観光案内スペースなどを予定している。 事業費に約1億2400万円を見込み、 うち約半分は県の補助金を活用。
同道の駅は、 2006年4月にオープン。 市も出資する第3セクターの 「春日ふるさと振興株式会社」 (柳川拓三社長) が運営し、 オープン2年目から黒字経営を続けている。 施設建設当初からレストランの計画はあったが、 採算性を問題視して先送りになっていた。