土砂崩れや冠水 5月10―11日の大雨で

2011.05.14
ニュース

 5月10日から降った雨の影響で、 11日夜、 丹波市市島町の民家裏で土砂崩れがあったほか、 県道の通行止めやJRの運休があった。

 丹波市は、 11日午後7時半、 市役所本庁と各支所に警戒本部を設置。 職員151人が待機した。

 市島町北岡本の民家裏山が幅10メートル、 高さ5メートルにわたって崩れた。

 11日午後9時過ぎ、 高谷川の水深が、 2・1メートルと避難判断水位に到達したが、 その後小康状態になったことから避難勧告は出さなかった。 また、 同市柏原町南多田の国道が一部冠水した。

 同市青垣町の県道福知山山南線の穴裏峠が、 11日午後8時15分から12日午前7時まで通行止めに。

 JR福知山線は、 丹波大山―柏原間で、 11日午後7時―9時40分ごろまで、 列車の運転を見合わせた。 上り下り合わせ、 特急8本、 普通2本が運休、 乗客約1000人に影響が出た。

 丹波市では、 11日午後8時44分に大雨・洪水警報が発令され、 12日午前4時52分に全て解除された。 丹波市消防本部によると、 降り始めの10日午前7時半から、 警報が解除された12日午前5時までの総雨量は159・5ミリだった。

 

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