来年4月の次期市議選に向けて、 定数減を検討してきた篠山市会の議会運営委員会が6月21日の本会議で現在の議員定数 「20」 から 「18」 にする条例改正案を提出。 賛成多数で可決した。
提案説明で森本富夫委員長は、 ▽財政再建への貢献▽行政組織改革などを含め、 世相として削減の方向が期待されている▽議員の資質向上と議会の機能強化に向けた体制づくり―の3つの視点から議員定数削減の理由を述べた。
「18」 の改正案に反対したのは、 会派 「破竹会」 の3人と共産議員の計4人。 「議会の機能強化や議会事務局の強化を含めた議論が必要だった」 「市民の代表を減らすことは市民に痛みが伴うことになる」 などと反対の意見を述べた。