丹波市の市政運営における基本的事項を定めた、 市の憲法とも言われる 「市自治基本条例」 の素案を説明し、 市民の意見を聞くタウンミーティング (同条例審議会主催) が、 25日の柏原住民センターを最初に始まった。 8月10日まで、 市内6地域で開催される。
柏原会場では59人が参加。 職員、 同審議会委員を除く、 一般市民は26人だった。 同審議会委員が素案のポイントなどを説明。 参加者からは 「『市民』 の定義があいまいだ」 「もっと条例を簡素化すべき」 などの意見が出ていた。
同条例は、 市民、 市議会、 市のそれぞれの権利や責務を明らかにし、 連携・協働しながらまちづくりを進めていくうえでの基本的ルールで、 市条例の最上位に位置づけられる。 同条例素案は、 11章44条からなり、 ▽市民の権利と責務▽住民自治▽参画と協働▽市民、 議会、 市長等の役割と責務▽効率的・効果的な市政運営―の5点が柱。 12月定例会に提案、 来年4月施行をめざしている。
タウンミーティングのほか、 8月25日まで意見募集も行っている。 市ホームページのほか、 各支所や住民センター、 図書館、 市内25校区の地域づくり活動拠点で資料が閲覧できる。 意見は1000字以内にまとめ、 ファクス、 郵送、 電子メールで市まちづくり部地域協働課 (FAX0795・82・5448、 〒669―3692丹波市氷上町成松字甲賀1番地、 k.public@city.tamba.hyogo.jp)。
タウンミーティングは、 いずれの会場も午後8時から。 今後の日程、 会場は次のとおり。
▽29日=氷上保健センター▽8月3日=青垣住民センター▽5日=ハートフルかすが▽8日=山南住民センター▽10日=市島農村環境改善センター