「近畿中学校総体ホッケー」 が8月5、 6の両日、 グリーンランドみずほ人工芝ホッケー場 (京都府京丹波町) で行われた。 篠山、 丹南中学校の合同チーム 「篠山・丹南」 の男子が3位、 女子が5位に入り、 初の全国アベック出場を決めた。 全国大会は13日から、 同ホッケー場で行う。
男子は11チームが出場。 決勝トーナメント1回戦で2得点を上げた森下雄太君 (篠山) は 「決められるところをしっかりと決められて良かった」 と勝利を喜んだ。
女子は8チームが出場。5位決定戦は接戦になり、 3人ずつのペナルティーストローク (PS) にもつれ込んだ。 PS戦で全3本とも入れた徳原悠美さん (篠山) は 「入ることだけを考えて、 得意のコースを打った。 みんなが喜んでいて勝利を実感した」 と話した。 また、 何本ものシュートを止め、 PS戦でも計4本シュートを防いだGKの逸見 (へんみ) 咲絵さん (篠山) は 「PS戦では最初の一本を止められ、 緊張せずに守れたのが良かった」 と話した。
創部7年目の男子は全国出場6回目。 これまで近畿は2位が最高で、 全国では2006年の3位が最高。 稲山巧主将 (丹南) は 「昨年全国へ行けなかった先輩たちの分までがんばった。 全国目標はベスト4」 と意気込む。
創部6年目の女子は、 全国出場は昨年に続き2回目。 昨年は予選リーグで敗退した。 小林千紘主将 (篠山) は 「2年連続全国へのプレッシャーがあったが、 自分たちのプレーを心がけ、 全員で勝ち取ることができた。 全国では決勝トーナメントに進み、 ベスト8に入る」 と話した。
鈴木良子監督 (34) は 「男女とも、 みんなが心ひとつに戦った成果が出た。 男子は昨年の雪辱を果たし、 女子は昨年に続き、 全国の舞台に立ててうれしい」 と喜んだ。