柏原商店街(丹波市)に無線LAN ネット環境生かし活性化

2011.08.28
ニュース

 丹波市柏原町の商店街地域に、 WiFi (ワイファイ、 無線LANスポット) が設置され、 商店街の広い範囲で、 スマートフォンやパソコンのインターネット接続が無料で利用できるようになった。 柏原町商店街連合会 (松井茂久会長) は、 ネット環境を活用し、 まちづくりの活性化につなげようと、 初めての勉強会を8月29日午後7時半から市商工会柏原支所で開く。

 商工会柏原支所を起点とし、 第1中継所の丹波新聞社から、 八幡筋を太鼓櫓方面に、 石田本通りをJR柏原駅に向け、 アクセスポイントを計13カ所設けた。 木の根橋やJR柏原駅など、 広範囲で無線LANが利用できる。

 地域再生の新しい仕組みを考える篠山市の一般社団法人 「ノオト」 が、 総務省の補助事業を利用し、 設置した。 同法人が設置したネットワーク 「Free-Satoyama」 に接続し、 同法人が事務局をつとめるウェブサイト 「ふるさとポイント」 (http://furusato-point.jp/) に会員登録 (無料) が必要。

 同商店街連合会は、 今年度3―5回の勉強会を開く。 初回の講師は、 ノオトの金野幸雄代表理事。 金野さんは、 「我々は、 インフラを提供した。 地域で知恵を出し、 コンテンツを考えてほしい」 と話している。

 リアルタイムで情報発信ができる強みがあり、 買い物客に 「コロッケが揚がった」 というような情報を発信することもできる。

 また、 民間事業所が、 「ふるさとポイント」 のサイトを使い、 広告を出稿することもできる。

 勉強会の問い合わせは同商店街連合会事務局の市商工会柏原支所 (0795・72・0433)。

 

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