中学生の硬式野球チームで、 丹波市の 「氷上ボーイズ」 (田中喜代司監督) と、 「兵庫北播リトルシニア」 に所属する宮崎実英君 (山南2年)、 大前圭毅君 (同)、 森脇賢一君 (同) が、 11月23日から阪神甲子園球場で開かれる 「タイガースカップ」 に出場する。 ボーイズ、 シニア、 ヤング―の3リーグの代表チームが集まる関西ナンバー1決定戦。 予選にあたる関西大会で、 氷上ボーイズはベスト4入り、 兵庫北播リトルシニアは準優勝をはたし、 憧れの大舞台への切符を手にした。 タイガースカップは、 23、 26、 27日に行われる。
氷上ボーイズは、 県大会を2位で通過し、 淡路佐野野球場で行われた、 近畿大会にあたる 「日本少年野球関西秋季大会」 に出場した。 同大会には20チームが出場し、 氷上は2回戦からの登場。
初戦は京都府1位の京都ライオンズボーイズと対戦し、 3―2で競り勝った。 3回戦 (準決勝) の相手は、 同大会2連覇中の枚方ボーイズを破って勝ち上がってきた強豪、 全羽曳野ボーイズ (大阪中央)。 優勝候補を相手に氷上は、 0対0で迎えた6回、 ランナーを置いて6番芦田泰雅君 (青垣2年) がレフトオーバーの3塁打を放ち、 1点を先制。 終わってみれば、 これが決勝点となり、 投手の谷川裕基君 (同) は相手打線をヒット2本に抑える完封で、 タイガースカップの出場権をつかんだ。
兵庫北播リトルシニアは、 リトルシニア関西連盟大会の西部大会を3位で通過。 関西大会では決勝で惜しくも、 和歌山シニアに延長10回で0―1のサヨナラ負けを喫したものの、 タイガースカップの出場権をつかんだ。