県立柏原看護専門学校の廃校問題への対応を話し合う丹波市議会の民生常任委員会協議会が、11月21日にあった。 県病院局の担当者と同日、 市役所で面談した足立正典議長は、 県病院局が同校の運営を続ける考えはないことと、 議会としては廃校を了承していないことを病院局に伝えたなどと報告。 改めて会派代表者会議 (議長と8会派の代表) で対応策を検討し、 議会と市長とすり合わせるとして、 具体策は判断を持ち越した。
別件で辻重五郎市長と面談するため同日来庁した岡本周治病院局長に、 足立議長、 田坂幸恵民生常任委員長らが面談。 足立議長は、 聞き取った内容として▽県立柏原病院建て替えの2018年まで廃校を延期することはできない▽12月に近畿厚生局に学生募集停止の届け出を申請するが、 解除はいつでもでき、 受け手があれば経営は任せたいと (病院局は) 考えている▽病院局が市内の医療法人と県立大学に (学校運営を) 打診したが、 断られた―などと報告。 「議会として、 はい、 分かりましたとは言っておらず、 議会としてどうするか議員にはかりたい」 と述べた。