HP「丹波篠山トイレマップ」丹波地域200カ所の写真掲載

2011.11.24
ニュース

 住民有志でつくる 「丹波地域ビジョン委員会」 障がい者支援グループのOB会 (小玉多恵子代表、 8人) が、 3年前に開設したホームページ 「丹波篠山トイレマップ」 をさらに使いやすいものにしようと、 トイレの写真を掲載し始めている。 小玉代表は 「写真で見てもらうことで、 より便利になるのでは」 と話している。

 丹波篠山トイレマップ (http://lavatory.3web.jp/) は、 同グループが 「障がい者が気軽に外出できるように」 と、 2年間かけて丹波地域のトイレ200カ所を調査。 その位置を地図で示しながら、 ▽和洋式▽温水洗浄便座▽手すり▽呼び出しボタン▽広さ▽段差▽使用可能時間―などの項目ごとに情報を掲載している。

 障がい者の声を聞く中で、 トイレの位置や仕様を分かりやすくしようと、 ▽トイレ周辺施設▽トイレ入り口▽トイレ内部―の3つの写真を入れることにした。 メンバーが施設所有者の了解を得ながら、 写真を撮り、 ホームページに掲載している。 現在、 1カ月に1回集まり、 メンバーが一人で写真をホームページに掲載できるよう、 講習会を開きながら、 情報の更新をしている。

 小玉代表は 「障がい者のメンバーとともに活動しているので、 ニーズに合った調査ができていると思う。 障がい者だけでなく、 赤ちゃん連れや高齢者の方にとってもためになるホームページにしたい」 と話している。

 同グループは、 トイレマップの情報が3年前までの調査の情報のため、 新設されたり、 新しい設備ができたトイレの情報提供を募っている。 また、 一緒に調査をしてくれるメンバーを募集している。

 問い合わせは、 篠山市が加藤義和さん (079・506・0325)、 丹波市が平井孝彦さん (0795・82・1453)。

 

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