紅葉見物客11%減 丹波市観光協会

2011.12.25
ニュース

 丹波市観光協会は、 紅葉シーズンの 「丹波もみじめぐり」 参加8社寺の入り込み客数をまとめた。 前年度より約11%減の10万3125人 (神池寺を除く) だった。

 高速道路の無料化が終わったことや、 色づきが遅かったことなどが原因と見られる。

 高源寺、 円通寺、 石龕寺の 「もみじ三山」 は、 前年より14―17%減った。 一方、 高山寺、 小新屋観音、 白毫寺は270―667%増と、 大幅に伸びた。 「三山」 の全入り込み客数に占める割合は、 前年の94%から90%に低下した。

 市観光協会が実施した 「もみじめぐりスタンプラリー」 には、 1160通の応募があった。 4社寺を回ったのが796通、 8社寺全て回ったのが364通だった。 うち88%が県内からの観光客。 最遠方の応募者は、 北は埼玉県、 南は沖縄県だった。

 応募者のうち、 16%が円通寺を訪れ、 次いで高山寺が15%、 岩瀧寺と高源寺、 石龕寺が13%。 ほか4社寺が各10%で、 観光客が偏ることなく市内を巡った結果が見られた。

 

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