篠山市の委託を受けて、 ペレットストーブに使用する間伐材の買い取りを受け付けているNPO法人 「バイオマス丹波篠山」 (岸本正紀理事長) に11月26日、 同市小原地区の住民有志らが間伐材を搬入した。 大量搬入としては今回が第一号。 岸本理事長は、 「とてもありがたいこと。 さらに多くの人に関心を持ってもらいたい」 と話している。
同市向井の指定場所に搬入された木材はクヌギやクリなど軽トラック10台分。 大芋小学校区の住民有志らが、 小原地区に公園を整備する事業を行った際に伐採した間伐材を持ち込んだ。
間伐材は同法人で固形燃料の木質ペレットにし、 ペレットストーブを普及する事業に活用する。
トラック1台分で買い取り価格は2100円。 小原地区の大江昭一さん (68) は、 「省エネが叫ばれる中、 間伐材を燃料として活用するのはとてもいいこと。 私たちとしても、 放置していただけの間伐材を買い取ってもらえてうれしい」 と一石二鳥の事業を喜んでいた。
同法人では、 今月17日までの毎週土曜日に搬入を受け付けている。 搬入希望者は事前に市農都創造課 (079・552・6844) に申し込みと登録申請が必要。