倍率4・4倍の狭き門 最後の入試175人受験 県立柏原看護専門学校

2012.01.26
ニュース

 県が2015年3月末で廃校を決めた県立柏原看護専門学校 (丹波市柏原町柏原) の最後の入学試験が1月20日、 丹波の森公苑(丹波市柏原町)で行われ、 定員40人に対し、 昨年より2人多い175人が受験、 倍率約4・4倍の狭き門となった。 合格発表は2月3日。

 昨年は県立淡路看護専門学校と試験日が別日程となったことから併願による志願者が増加。 今年は同日程となったものの、 学費の安い県立の看護専門学校の人気が続いた。

 受験者のうち、 新卒は98人。 77人が既卒者 (高校卒業程度認定試験合格者を含む)。 丹波市29人 (前年比6人増)、 篠山市8人 (同2人減)、 三田市13人 (同3人減) を含む県内受験者が153人。 県外22人。

 今春入学生が卒業する3年後に、 県は同校の廃校を打ち出している。

 

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